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鰻丼の誕生秘話

鰻丼の誕生秘話

8月は1年で最も「鰻」の需要が高い月ですが、今年もたくさんのご注文ありがとうございました。

うなぎの食べ方には、白焼き・蒲焼き・うな重と色々ありますが、今日は一番人気のうな重(鰻丼)の

歴史と誕生秘話について調べてみました。

うなぎ学者、松井魁博士の「鰻学」には以下のような引用があります。


鰻丼は文化年間(1804~1817年)、日本橋の芝居小屋が並ぶ堺町の金主であった

大久保今助が始祖だとしてる。

彼は鰻が大好物で、毎日鰻を取り寄せて喰べていたが、その当時の蒲焼は冷めないように

温めた糠で保温してあり、喰べる時に糠をとるのに大変手間がかかった。

そこで彼はこの手間を省く工夫として、温かい飯米を糠の代わりに丼にもり、

その間に蒲焼きをいれたところ、蒲焼も冷えずごはんも非常にうまかった。

これが鰻丼の始まりで、この大久保今助が当時有名人であったので、

この方法が大流行し広く一般に賞味されるようになった。


ご飯と鰻の組み合わせ、鰻は冷めないし、ご飯には蒲焼のタレが染み込んで美味しくなる、

そんな誕生秘話があったんですね!

京ひろでは、「うな重」「蒲焼き」「白焼き」などのうなぎ料理は事前のご予約制となっています。

伝統の甘辛タレの蒲焼・うな重が特に人気です。じっくり丁寧に焼き上げますので、

40分ほどお時間を頂いています。ぜひ一度ご賞味ください。

お持ち帰りも可能です。

 

 

 

 

 

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