澄み渡る秋の空の下、今年も稲刈りのシーズンがやってきました!
京ひろ名物「鰆の藁焼き」に欠かせない、稲藁もこの季節に1年分を準備します。
県内の農家さんに毎年協力して頂き、刈り取った藁を天日干しにして、しっかり乾燥させます。
藁の形状は筒状で中が空洞になっているので燃えやすく、炎の燃焼温度は
一瞬で800~900度という高温になり、あっという間に消えます。
約1メートルもの高さで燃える藁の炎の中で、鰆の表面を炙ることで、
ムラなく瞬時にカラッと焼き上げます。
中まで熱を通さず、身を焼きすぎないので、鮮度の良い状態のまま
身はしっとりと美味しく食欲をそそる一品に仕上がります。
藁特有の良い香りは、鰆の味をより一層引き立てる効果もあり、岩塩だけでシンプルに
味わって頂きます。
秋から冬にかけて鰆の脂ものってきて美味しい季節になります。
藁焼きのファイヤーショーを楽しみながら、炙りたての香ばしい鰆の藁焼きをぜひ
お召し上がりください。